天然薬用資源開発機構
認定特定非営利活動法人
京都花脊セミナーハウス
冬
秋
夏
春
京都花脊のご紹介
四季
   花脊の秋は盆が終わるとその気配がします。冬は11月末、小
    雪がチラチラする時もあります。太陽は暖味も少なくなり木々は春に向け活力を貯える時期です。植栽中の樹木に少し寒肥を与えに暖かい日を狙って山に入ります。きっ
と新しい発見があります。ガマズミの
赤い実も、もう見られませんが、セミ
ナーハウス内では用意したベルギー
製の暖炉が赤々と燃えています。
   春ヒグラシからツクツクボウシ、知らぬ間に置き換えられ、林内
   は秋の虫の音と共に夕暮の早い山の変化に気がつきます。秋の七草はもうフジバカマの季節にな
りました。1年で一番空気がひんやり
と澄み、気持ちのいい時はあまりに
も短すぎます。少し見通しのよくなっ
た林内が厳しい冬を告げています。
   春の花が盛りを過ぎると蒸し暑い夏となります。樹木は濃く深い
   緑になり、樹冠からもれた日に光はけだるい午後の林内を照らします。しかし、夜から早朝にかけて
市内とは異なった騒音や、ガソリン
臭のないさわやかな涼気が漂ってい
ます。朝露に濡れた草花の観察タイ
ムです。遠い昔のカブトムシやクワ
ガタを復活すべくクヌギの植栽をし
ました。
   花脊の春は市内よりも2〜3週間遅れてやってきます。
   北側の斜面には湿った雪が3月中に残っていることもあります。4月中旬、雑木林が一斉に芽吹き、ホオノキの特長ある新芽は遠方からでも判別できます。山桜もやっ
と開花。ゴールデンウィークの頃ま
で楽しませてくれます。野草や薬草、
山菜も花脊大悲山(741m)に連なる
糠岳(615.6m)を中心に“京都薬草
の森公園”内で植栽も含め増殖中
です。
京都花脊は古くは丹波国に属していましたが、昭和24年から京都市左京区に編入されています。丹波高原の600m級の山の中に、別所(ベッショ)・大布施(オフセ)・八枡(ヤマス)・原地(ハラチ)の四集落からなっています。花脊峠は海抜830mで、ここから京都東山、西山、丹波高原さらに琵琶湖まで眺望できることは、あまり知られていません。
明治23年に花脊峠が開通するまでは旧若狭街道すなわち大布施から北へ八枡、原地の集落に沿って流れる上桂川が利用されていました。上桂川は丹波高原を西に保津川、桂川、淀川と続く川です。この川を木材や木炭の運搬に利用してきました。嘗ては太秦には製材所も多く見られました。また丸太町通りの名前の由来も、ここが丹波からの木材の集荷地であったことに由来すると言われています。

自然と接する健康造りと環境保全 ー

京都花脊の